「大きなステーキが食べたい」少年の夢をかなえた風船

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小学生のちょっと贅沢な夢を風に乗った風船がかなえてくれたという心温まる記事が西日本新聞に載ってました。

福岡市西区の愛宕浜小学校創立20周年行事として全校児童470人が思い思いの夢を紙に書いて風船にくくり付けて飛ばしたそうです。

「ケーキ屋さんになりたい」

「警察官になる」など・・・。

ステーキが大好物の2年生・山口怜音(りおん)君は、「大きなステーキが食べたい」と素直に気持ちを綴って風船を飛ばしました。

すると後日大きなステーキ肉が届いたそうです。

なんと風船は風に乗って福岡から120Kmも離れた大分県の豊後大野市朝地町まで飛んで行ったそうです。

その風船を見つけたのは畜産農家を営む安藤大作さんでした。

風船の紙を読んだ奥さんの「お父さん、夢を実現させましょうよ」という声に、学校印を手掛かりに愛宕浜小学校に連絡して「願いをかなえてあげたいんですが」と申し出たそうです。

しかし、そこには個人情報の問題で児童の名前がフルネームで書けない事情もあり、探すのに少し時間がかかったそうですが「大きなステーキが食べたい」と書いた児童が特定できたそうです。

一方の安藤さんも繁殖用の黒毛和牛の親牛約30頭を育てるだけの畜産農家なので、家庭で子どもたちにもステーキを食べさせたことがなかったそうです。

そこで奥さんは街の精肉屋さんまで出かけていって大きなステーキ肉を2枚買って、「これを食べて勉強、スポーツに頑張ってください」と山口君への手紙も添えて小学校に贈ったそうです。

ステーキが届いた小学校では、「本当にびっくりしました。夢がかなった児童は1人ですが、全児童が思いやりの心を学ぶ機会になりました」と馬場慎一校長。

ステーキ肉を持ち帰った怜音君はその夜、母の由貴子さんに1枚焼いてもらい、「おいしい」「幸せ」と家族みんなで味わい、もう1枚は翌日、1人で平らげたそうです。

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「まるで夢みたい」と怜音君は大喜びで、ねがいごとをかなえてくれる神さまのおくりものと思いました。とってもおいしかったです。スポーツもべんきょうもがんばります」とはすぐにお礼の手紙を送ったそうです。

牛肉は子供にとっても大好きな食べ物の1つなんですね。

日本も最近殺人だとか強盗だとか、殺伐とした社会になってきましたが、まだまだ捨てたもんじゃありませんね。

「おもてなし」とか「やさしさ」といった日本人独特の心がまだ残っているというほっこりとしたいい話でした。

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